2016年

11月

16日

新酒「五島灘 紅さつま」入荷!

長崎県五島の芋焼酎

「五島灘 紅さつま」新酒が入荷致しました!

 

原材料:紅さつま(上五島産)・米麹(白麹)

蒸留方法:常圧

アルコール分:25度

 

価格

 1800ml 2,571円(税込) 今季終了

【五島灘誕生物語】

9年前、当時25歳の田本佳史さんは、福岡で建設会社現場監督をしていました。

お父さんは長崎県上五島で建設会社の社長。佳史さん曰く相当な猪突猛進タイプだったそうです。

そのお父さんが町役場町づくり推進課の島の農業活性化の為の芋焼酎メーカー設立募集の話を聞き、「是非やりたい!」と思い、申請に行きました!(お父さん、よっぽど焼酎好きなのかと思っていたら・・・ビールを少し飲む程度との事)

五島列島では米は作れない為、多くの家が芋(食用の紅あずまを家庭分)を作っているそうで、農家はもともといませんでした。多くの島民が漁業、建設業です。そんななかでの芋焼酎造り、芋の栽培のお願い、親父さんはどんどんと進めていったそうです。

それと並行に製造免許の取得へ! 免許は申請を受理されてから半年かかるそうです。(不備が無ければですが・・)

お父さんは平成19年4月に申請しました(無事申請が通れば10月から製造の予定)が、残念ながら不備発覚・・その後様々な事も重なり申請が通ったのは2月13日でした。

その間もラベル作成(五島灘という名前をお父さんが考え、お母さんがラベルの字を書きました)等着々と進みました。 9月頃、お父さんは猪の如く動き回りましたが、体調を崩し病院へ。そこで医者から肺がん、余命一か月と宣告されました。  そして約4ヶ月後の1月9日に他界されました。

ここで初めて田本佳史さんが呼ばれます。今まで家業の建設業を勉強のため東京恵比寿で頑張っていた田本さんは 親父さんが今までガンガンと進めていった芋焼酎の世界へ急遽入る事となりました。

製造は半年延長したものの芋は契約されたままの状態で、製造が出来ない蔵には30トンの芋が届いたそうです。(今となっては笑い話ですが・・・)

その後ようやく免許を取得。ついに!田本佳史さんが仕込を行なう事になりました。

大量入荷の芋は防空壕で保管し、何とか製造できる芋を使用して始まったそうです。

初めは素人の焼酎造り。鹿児島県の麹屋さん(河内麹さん)に電話で仕込みや温度を確認しながら始めは造ったとの事。河内麹では焼酎造りも行っており、そこの杜氏の新西さんがとても丁寧に教えて下さったそうです。

製造では仕込温度がどんどんあがってしまい電話。「35度にならないように!」「対処法としてタンクに水を掛けながら撹拌しかない」と言われ、母親に水を掛けてもらいながら徹夜で撹拌し続けた事もあったそうです。その時ご指導頂いた新西さんが五島列島(釣り)に魅せられ、現在では五島灘の杜氏として田本さんと一緒に造っています。 

田本さん、「やるしかなかった」とのこと。そんな彼に魅力を感じる方は私だけではないと思います。Facebookもやっているので是非ご覧ください。

長くなりましたが、上記のようなお話もありますが、当店として大切なのは美味しいお酒を皆様にご案内することもちろん、五島灘は大変お勧めです!甘みがあり、優しく素直な味わいです。お勧めです。